2016年5月30日月曜日

古いタンスと着物を活かす

去年行なった納戸の片付けとプチDYIリノベのあと、しばらく手つかずでいたモノの片付けが最近、やっと終わりました。
母の嫁入り道具だったタンスの着物収納部分の引き出しのみ残し、ホームセンターで板を買い、木枠だけ作るというもの。なんとか旦那に手伝ってもらい、完成。細部はガタガタですが、スムーズに引き出しも開くし、まぁ、オッケーでしょう。古い文庫紙は、いったん全てとりのぞきました。ホコリ防止に養生シートをかぶせています。
しばらく放置された、かわいそうな着物たち。
私が、着ることにします。
しかし、何しろ着方がわかりません。
着付けを学ぶことから始めねば。

そして、4月に受けたライフオーガナイザー2級の認定のお知らせが無事到着したのですが、同封のチラシに掲載されていた、宇野由紀子さんというライフオーガナイザーが主催されている「イカスキモノ」。
タンスの肥やしになっている着物を活かそうというコンセプトのようで、まさにこういうのをもとめて、こういうのをもとめていたよ!!!と小躍りしたくなりました。
タンスの着物を活かすぞ〜と想像するだけで、世界が広がる予感がします。

完全に右脳タイプの自分には、こういうワクワク感のあるモチベーション付けが合っているのかも。

2016年5月27日金曜日

実母を携帯の着信拒否設定

これまで、携帯の着信拒否設定を使ったことがなかったのですが、一昨日、ついにこの機能を人生初使用。
その相手は、実母。

会社辞める

という選択肢について大バトルになりました。
心配してくれていることはよくわかる。しかし、お互いの正論はかみあわず、母的には娘が信じられないのだな…と思います。
「会社辞める」が、経済的にきびしい選択肢になる可能性が高いことは確かで、そして、自分の力で小さな商いをしていく道は、大変なことでしょう。

でも、大変でない生き方なんて、ないし、会社勤めをしながら、副業をし、軌道に乗ったら辞める…という安全でまっとうに思える選択肢。私には、そんな時間はない…が現実。
自分らしい心から望む生き方の選択をして、子どもたちに笑顔でいたいし、その生きざまを見せたい。
ここで母のいいなりになったら、自分の願いをかなえられなかったことを母のせいにして、憎むことになってしまう。
母からのあまりにネガティヴな未来予測の発言オンパレードに、頭痛がしてきたので、距離をおく選択をしました。
決して、気持ちのいいことではありませんが、自分ががんばり、結果を出すことで納得してもらうしかありません。

そして、もう一つ、頭の痛い2歳の娘のイヤイヤ期。絶賛イヤイヤ中で、毎日疲労困ぱいしています…。
赤ちゃんの頃から、なんだか頑固な赤ちゃんだなぁと思っていたのですが、本当に頑固。
なにごとも自分が納得し、自分でやらないと気が済まないよう。そして、外でイヤイヤが始まると、抱っこされることも拒否し、地面に転がってバタバタ暴れるので、親はマグロ漁師のごとく捕獲し靴を拾い、撤収…。腕がちぎれる〜!という日々。

保育園の連絡帳にも、
「頑固ですよねー。意志の強い女の子になるんでしょうね」
などと書いてあり、もはや恐怖…。

将来どうなるんでしょうか。
私も娘に着信拒否される日がくるのか…。

2016年5月26日木曜日

人気ライフオーガナイザー鈴木尚子さんの講演まとめ

5月17日、チャリティーイベントで聞いた、元読者モデルで、スタイリングについての書籍も出している人気ライフオーガナイザー、鈴木尚子さんによる講演のメモです。
あっという間に講座の予約がうまる人気者の尚子さんは、鎌倉市出身で地元講演となったよう。

〈以下、鈴木尚子さんの講演のメモ〉

片付けが苦手な方が、一番片付けが出来ないものが洋服の片付け。服は一番動線の多い家事だから。
現場では、オーガナイザーの卵が研修として手伝うのだが、卵たちの感想は、驚くほど尚さんが指示を出していないということ。
お客様が1人で片付けられるように。再現性がキーワードだそう。
まず、質問する。
どんな暮らしがしたいですか?

毎回、お客様のもとで正解が出せるだろうか…というプレッシャーにみまわれていたが、すぐにそうではないと気付いた。正解はお客様のなかにある。

例えば、
「丁寧な暮らしがしたい」
という回答がよくある。
子どもに絵本を読んであげたい。
料理をちゃんとしたい。一汁三菜の食事。味噌作り。などなど。

でも、現状は、ホコリをかぶった掃除用具。ホームベーカリー。料理用具の数々。

「丁寧な暮らし」とは?  
自分の心の声、やるべきことに耳を傾け考えることをやめてしまっていない?

自分に嘘をつかないで。
決めた答えに責任をもつ。自分自身を丁寧に扱うこと。これが大事では?

いまでこそ、たくさんの片付け、スタイリング本を出版し、雑誌、テレビの取材多数で忙しくしているが、
もともと、片付けが苦手だった。

見栄っ張りだったので、家が汚いときの写真が残っていない。それは、一番後悔していること。まだ、家が汚い人是非写真を撮っておいて(笑)。

インテリアにも興味がなく、毎日、夫や子どもなど周りのせいにして不機嫌だった。ある朝、不機嫌な状態を続けるのを選んでいるのは自分だと気付いた。
昨日とは、違う行動をしてみようと決めた。片付け→達成感→リバウンドを経て、自分に必要なモノ、役に立つモノを選ぶことからはじめた。
選ぶという行為は、自分に向き合うこと。悲しい感情に目を向け片付けた。
本当に片付けるものは、自分の感情や思考だった。

そんなときにライフオーガナイザー1期の資格に出会った。
こんな質問をされた。
あなたは火事になったとき何を持って逃げますか?

この質問を受けたとき、持っていきたいモノが何一つ見つからなかった。主人、息子、娘、家族が助かったなら他に何もいらないと思った。
家に帰って怒ってばかりでごめんねと謝った。
これをきっかけに変わった。自分自身を笑顔でいられる選択をしよう。
家族の役に立つ家事をする。
言い方を選ぶ。よく言ってしまいがちな「なんでそうなの?」「どうしてできないの?」から「じゃあ、どうしたらいい?」に変えたら家族が変わった。ママが変われば家族が変わる→子どもが変われば日本が変わる。

雑誌の読モをしていたが、それでも、自分が笑えない。
鏡をみて笑う努力、お笑いをみる…と小さなことからはじめ、ちょっとずつ笑えるようになってきた。
そして、何でもがんばり、1人でやろうとしていたが、チームで動き、得意なことだけやることにしたら、引く手あまたになった。
しかし、病気がみつかり、悪いことが重なった。じゃあどうする?

寝よう…と思った。睡眠を削ってまでやることは何もない。ワクワクすることを大切に。しかし、ワクワクすることに行き着くのは大変なことを乗り換えてから。
片付けは大変なことかもしれないが、その先にワクワクが待っている。

いつかやろうはばかやろう。人生は選択の集合。いま目の前にある選択を真剣に。




2016年5月17日火曜日

ブログのタイトルが降りてきた

育休中に整理収納アドバイザーの資格をとり、まずは自宅の片付けをと「古いお家の片付けノート」というタイトルでブログを書き始め、育休から復帰して更新がとまり…。なかば、あきらめ気味でした。

しかし、友人の紹介などのご縁で、ライフオーガナイザーの資格について学び、転機が訪れた気がします!

先日、ライフオーガナイザーのチャリティーイベントに行ってきました。

会場は女性だけ。満席とあって、かなりの熱気。平日昼間なので、おそらく30代〜40代以上の主婦、ママ層が大集合したある種独特の雰囲気。
日ごろあまり味わう感じのない雰囲気です。
働くママと専業ママでは、やはりどこか発するムードが違う。私の職場のママ社員たちも、仕事をがんばりたい人からはとくに、ピリッとした感じが漂っていて、左脳的に物事を処理していくことがしみついているというか…。
一方、専業ママの雰囲気はどこかホワッとしている感じ。理不尽な子どもにとことんつきあった毎日のあらわれなのか…(勝手な憶測ですが)。
そして、これがなかなか居心地が悪くなかったのです。
大人数の集まりには、いつも何かしらの居心地の悪さを感じてしまう自分。会社の集まりなどでは、男性たちが
「目指せ業界ナンバーワン。エイッエイッオー!」
みたいな感じになると、もう、時短勤務の自分などは場違い感ハンパなく、消えてしまいたいくらい。

そして、実は整理収納アドバイザー1級の二次試験のプレゼンのときにも、どうしてもアウェー感がぬぐえなかった…。
ライフオーガナイザーの考え方を知り、その理由がわかった気がします。

片付けは、自分が望む暮らしをするための手段であって目的ではない。

常々思っていたことですが、改めてライフオーガナイズの考え方では、大きく強調されていました。

そして、整理収納アドバイザーを目指す人たちが「キレイ好きで片付けが大好きなんです! 」という雰囲気にあふれているように感じてしまい、ああ、私なんて全然場違い…みたいな気がしていました。
なにしろ、私は、自宅の片付けが終わっていないのです。片付けが終わるとは、全てのモノの指定席を決めるコト。そう思っていました。

そして、どこか片付けが目的になり、家をキレイな状態に保てないコトが劣等感、自己否定感につながり、散らかす家族の行動がにイライラしていました。

ライフオーガナイザーのチャリティーイベントで強調していた考え方は、自分が望む暮らしをする仕組み作り。
そして、正解は自分のなかにあるというコトです。

なんだか、こっちの方がしっくりくるのでした。

ライフオーガナイザーの方々からは、私は潔癖キレイ好き!みたいな、こちらが恥ずかしくなるような空気感は感じられませんでした。
あくまで主観です。

会場には、神奈川県のライフオーガナイザーのDMや名刺がおいてあり、最後に紹介があり、気になるオーガナイザーに話しかけてみてくださいという時間が設けられていました。

みなさん、ブログを開設されていて、ブログが顧客が依頼をする際の判断として重要になっているようです。
確かにブログを読めば、この人、自分に合いそう…みたいな感覚がつかみやすいかも。
私も、名刺のデザインがナチュラル系で好みだなぁーと感じたライフオーガナイザーさんに話しかけてみました。
すると、子どもの年齢や家族構成も近く、何だかすごく親近感がわきました。

そして、なんと嬉しいおまけが。
ライフオーガナイザーではない私に、参加者の方が
「お話うかがってもいいですか?」
と話しかけてきてくださったのです!
こんな私が、プロのオーガナイザーだと思ってもらえた!
まあ、間違われたのはライフオーガナイザー協会の理事や室長さんの席の近くにいたから…だとは思いますが。
話しかけてくださった方は、アジアンテイストな雑貨屋さんとか、カフェとかで働いていそうな雰囲気の方で、これまた何だか感覚が合いそうだと感じ、きっとやっていけるという気持ちにさせていただきました。

そして、講座を聞いているうちに、更新が止まったブログを復活させ、ライフオーガナイザーを目指そうという気持ちになりました。

そして、ブログタイトルはコレだ!と心の声が。

「古いお家の片付けノート」
改め、「愛しい暮らしのつくり方」
これをテーマに再始動します。
さて、どうなる?